近年、日本ではジワジワとメダカ人気が上昇していてもう爆発寸前、生産と供給のバランスが崩れ、メダカ価格の高騰や欲しいメダカが手に入らないなどの事態が近い将来起こってもおかしくない状態です！
人気の理由は様々ですが、まずは熱帯魚や海水魚など様々な観賞魚に比べ、圧倒的な育成のし易さ。それがメダカ飼育人口の増加の一番の要因だと思います。
何気なくメダカを購入。そこから鑑賞魚としての美しさにハマる人、ビジネスとしてハマる人、繁殖の容易さから品種改良にハマる人。ハマる理由は様々ですが、着実に年々メダカ愛好家が増えてきています。
そのメダカ愛好家がとうとう海を越え、海外にも広まりつつある！という噂を耳にしたので、色々と調べてみました。
噂の出所
皆さんは日本メダカ協会という名前を聞いたことがありますか？
平成21年4月に設立。日本各地でメダカのイベントや品評会、愛好家等によって作出された新種メダカの認定及び登録などの活動をしているそうです。
日本メダカ協会は、メダカ文化の発展・振興及びメダカ愛好家の方々の交流を目的として作られた団体です。全国に支部を設立し、メダカ飼育に関する講習会及び会員相互の情報交換の場を積極的に設け、メダカ愛好家同士のコミュニケーションを図り、愛好家の更なる飼育レベル向上を目指しています。
協会の活動としては、日本メダカ品評会及び各地での支部展示会等のイベント開催、会報誌・品評会写真集・品評会入賞メダカカレンダーの作成・配布を行っています。その他、愛好家等によって作出された新種メダカの認定及び登録を行い、個々のメダカ作りへの意欲向上を図ると共に、各種メダカの基準の確立や同種異名問題についても取り組み、メダカ文化発展に寄与する活動を行います。
日本メダカ協会
そんな日本メダカ協会で2020年1月にドイツ支部が設立されたそうです。
会員数などは分かりませんが、海外に支部を設立するなどのこのような動きから日本のメダカが海外でも認知され、広がりを見せていると推測されているのではないでしょうか。
ちなみに2018年に韓国支部も設立されています。今のところ海外支部はこの二ヵ所のようです。
日本メダカ協会には、品種分類マニュアルなどの役立つ情報が満載なので、まだ覗いたことのないよ！というメダカ愛好家の皆さんは是非覗いてみてください。
海外でメダカを欲しがる理由
アジアなどの錦鯉人気
アクアリウムは勿論海外でも人気があり、日本の鑑賞魚は昔から人気があります。
その中でも有名なのは、錦鯉。
錦鯉はヨーロッパやアジアなどでとても人気があり、海外のアクアショップでも取引されています。
海外から日本の養鯉場に買い付けに来ることも珍しくなく、かなりの高額で取引されています。
イギリスでは金魚が人気があり、愛好家も多いようです。
欧米の盆栽人気
あとは欧米の盆栽人気。
日本の盆栽は非常に人気で、自宅の庭に日本庭園を造りたい！盆栽を置いて池を作り、その池で日本の美しいメダカを飼いたい。そんな人が増えているとかいないとか(笑)
実際海外から日本のアクアショップにメダカの問い合わせが来ているそうです。
まとめ
近い将来、国内外でメダカの需要が高まり、価格が高騰し、人気爆発間違いなしの「泳ぐ宝石」メダカ。
では、いつから育成を始めればいいのか？
今でしょ‼（死語）
秋、冬などはメダカの価格が下がる傾向があるため狙い目かも。
日本に住み、低価格で手軽にメダカが手に入る現在の環境。海外のメダカ愛好家から見ればよだれが出るほど羨ましい環境なのかもしれません。
そんな羨ましい皆さん‼
メダカをまだ飼っていない皆さん‼
手遅れになる前に是非楽しいメダカライフを始めてください(^^)v
