水換え不要!【ビオトープ】必要なものは2つだけです

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1年中水替え不要のビオトープ。毎年ビオトープをやっているうちに容器に何を入れておけばいつでもピカピカな水で掃除いらずのビオトープが出来上がるのかが分かってきたので紹介したいと思います!

庭やベランダのビオトープでピカピカな水面をメダカが泳ぐ姿。見ているだけで心が癒されストレスも緩和されます!

これはそんな気がするではなく科学的に証明されているアクアリウムやビオトープの素晴らしい効果です。

国立大学法人岐阜大学とジェックス株式会社の共同研究

この国立大学法人岐阜大学とジェックス株式会社の共同研究に関する記事で

  • 人をリラックスさせる効果
  • ストレスを和らげる効果
  • 好奇心を高める効果

が実験により証明されたといった内容の記事になります。とても面白い記事なので良かったら読んでみてください!

タイトルにもある水換え不要のビオトープに絶対必要な二つの物!結論から言うと・・・

底床水草

このふたつになります。

この記事では、何故この二つが絶対に必要なのかを詳しく解説!さらにこの二つとは別に追加で入れるとより効果があるものなどをいくつか紹介していきたいと思います!

この記事で分かること!
  • 何故、底床と水草が絶対に必要なのか
  • 追加で入れると効果が上がるもの
  • の底床と水草
目次

底床と水草がもたらす効果

ビオトープを作る場合、庭やベランダや玄関などで電源を使えない事が多いと思います。

電源を使えないと言うことは、フィルターなどの物理濾過で水を綺麗にする事が出来ません

物理ろ過は、アクアリウムにおける水質浄化過程のうち、化学的な汚染物を除去するのではなく、水草の切れ端や餌の残り、などを物理的に除去することをいう。

Wikipedia

例外で『ソーラーパネルのフィルター』などで電源入らずのフィルターを使う事が出来ますが、今回はソーラーパネルのフィルターが無い前提で話していきます。

物理濾過ができない場合どのように水を綺麗にするのか?

生物濾過
濾過バクテリアを利用して有毒物を除去(分解)する。

Wikipedia

生物濾過に必要になるのが底床水草です。

底床

・砂
・砂利
・ソイル

などの種類があり、簡単に説明すると『水槽の底に敷く砂や石、土』のことです。

  1. 水質維持:有害物質や残り餌、排泄物などを吸着し、水質を維持するための役割があります。また、底床に生物を入れることで、生物濾過による水質浄化も行えます
  2. 装飾:様々な種類の砂や石、海砂を敷くことで、水中の景観を美しくすることができます。
  3. 生物の生息場所:水槽の底床は、生物が住み着く場所として重要な役割を果たします。例えば、カニやエビなどは、砂利や石の下に隠れることが多く、底床が彼らの生息場所になります。
  4. 水草の育成:水草が根を張るための土台となり、また水草が生きていくために必要なエネルギーを供給します。

メダカのビオトープにオススメは赤玉土(ソイル)

赤玉土のコストパフォーマンスは最高で多くのメダカ愛好家に愛用されています!低価格の園芸用の赤玉土をそのまま使えるのでとても重宝します!

ただ、園芸用は水中で使用することを想定して作られていないため価格が低いぶん水中で崩れやすいです。予算に余裕がある場合は硬質赤玉土アクアリウム用赤玉土を使いましょう。

赤玉土の主な効果

赤玉土の主な効果は


水質維持:有害物質や残り餌、排泄物などを吸着し、水質を維持するための役割があります。また、底床に生物を入れることで、生物濾過による水質浄化も行えます

生物濾過の主役バクテリアの棲家にもなり、バクテリアの増殖の手助けになります。

takosan

赤玉土は多ければ多いほど効果的です。容器に敷き詰めるくらいは入れたいですね。

水草

・ホテイソウ
・マツモ
・睡蓮

などの種類があります。

  1. 酸素の供給:水草は光合成を行い、酸素を放出します。水槽内に水草を入れることで、水中の酸素濃度を増加させることができます。また、水草が水中に酸素を供給することで、魚や無脊椎動物の呼吸を助けることができます。
  2. 水質浄化:水草は、有害物質であるアンモニアや硝化物などを取り込んで栄養分に変換することができます。水槽内に水草を入れることで、水質浄化の効果を高めることができます。
  3. 魚の隠れ家:水草は、魚や甲殻類などの生息場所としても役立ちます。水草の葉っぱや根っこに隠れることで、魚たちはストレスを軽減することができます。
  4. 水槽の美しさ:水草は、水槽内に美しい景観を作り出すことができます。水槽の水草を上手に配置することで、自然な雰囲気を作り出すことができます。
  5. 産卵床:水草はメダカの産卵床になります。

メダカのビオトープにオススメはホテイソウ

ホテイソウは金魚やメダカ飼育にはとてもポピュラーで、最も使われる水草のひとつです!

ホテイソウの主な効果

水質浄化:水草は、有害物質であるアンモニアや硝化物などを取り込んで栄養分に変換することができます。水槽内に水草を入れることで、水質浄化の効果を高めることができます。

産卵床:ホテイソウはメダカの代表的な産卵床です。

生物濾過のサイクル

STEP
底床の効果で水中のバクテリアが増殖

多孔質な赤玉土(底床)の効果で水中のバクテリアは増殖していきます。

STEP
メダカのフンなどから出るアンモニアをバクテリアが分解

赤玉土(底床)の効果で増殖したバクテリアがメダカの排泄物や餌の食べ残しから発生したアンモニアを分解して無毒化していきます。

アンモニア(激毒)

亜硝酸(毒)

硝酸塩(微毒)

STEP
水草が硝酸塩を吸収

比較的微毒の硝酸塩まで分解された後は水草が吸収します。

このサイクルが生物濾過で、ビオトープの透き通った綺麗な水を保ってくれます!

つまり最低限、底床と水草を入れておけば生物濾過のサイクルが出来上がるので水を綺麗に保ってくれると言うわけです!生物濾過のサイクルが出来上がった飼育水はメダカにとってとても良い水で、病気になりにくい飼育水とも言えます!

生物濾過のカギはバクテリア

追加で入れると効果があるもの

エアレーション

ビオトープ内でのエアレーションの役割

  1. 酸素供給:エアレーションにより、水中に酸素を供給することができます。ビオトープ内にいる魚は、酸素を呼吸するために水中から酸素を取り入れます。エアレーションによって、水中の酸素濃度を上げることができ、生物たちの健康を保つことができます。
  2. 水の循環:エアレーションによって、ビオトープ内の水の循環を促進することができます。水中に空気を送ることで、水中の流れが生まれ、ビオトープ内の水が循環します。これによって、水中に溶け込んだ有害な物質や餌の残りなどが均等に分散され、水質の改善につながります。
  3. 水温調節:エアレーションによって、水中の温度を調整することができます。水中に空気を送り込むことで、水中の表面積が増え、蒸発による冷却効果が高まるため、水温を下げることができます。
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エアレーションで酸素を供給することでバクテリアの代謝活動が促進され生物濾過の効果を高めます!

流木などの天然素材

ビオトープ内での流木の役割

  1. 飾りとしての美しさ:流木は、天然の素材であり、ビオトープ内での美しい風景を作り出すことができます。また、流木は様々な形状があり、それぞれ異なった見た目を持つため、ビオトープのデザインを自由にカスタマイズすることができます。
  2. pH調整効果:流木は、水に含まれるタンニンなどの有機物質を放出するため、水のpH値を下げる効果があります。この効果により、ビオトープ内の生物たちにとって快適な環境を作り出すことができます。
  3. 微生物の生息場所:流木には、多くの微生物が生息しています。これらの微生物は、ビオトープ内の水質浄化に役立ちます。また、微生物が豊富に生息する流木は、魚たちの健康にも良い影響を与えます。
  4. 生体にとっての隠れ場所:ビオトープ内の魚たちにとっての隠れ場所としても機能します。特に、カニやエビ、小型の魚などは、流木の間に隠れてストレスを軽減することができます。
  5. 植物の根付き場所:流木に植物を絡ませることができます。これにより、ビオトープ内での植物の根付きが促進され、植物の成長をサポートすることができます。
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飾りとしての美しさはもちろん、バクテリアや生体の棲家にもなります!

苔取り生物(掃除係)

ヌマエビ(ヤマトヌマエビ・ミナミヌマエビ)

水槽の苔掃除役としてヤマトヌマエビ同様重宝されるが、本種は小型種なので稚エビなど小型の個体はヤマトヌマエビに捕食されることもあり、繁殖を期する場合はヤマトヌマエビと混泳させない方が良い。体が小さいため苔取りの能力はヤマトヌマエビの1/3程度とされる。但し、ヤマトヌマエビは水槽内では繁殖しないのに対しミナミヌマエビは繁殖するため世代を超えて水槽内での苔取りが期待できる。

Wikipedia

貝(レッドラムズホーン・ヒメタニシ)

殻高約3.5 cm、北海道から九州に分布。水田、池沼、用水路など日本のタニシ科ではもっとも多様な環境に棲み、また汚染にも比較的強く、しばしば個体数も多い。オオタニシに似るが小型で、個体によって程度は様々だが、螺肋が多く見られることがある。また、琵琶湖水系では螺塔が全体的に細長くなり、40 mm前後となることもある。日本産のヒメタニシは奄美大島の標本を元に亜種histricaとして区別されているが、中国大陸に分布する原名亜種チュウシヒメタニシ(中支姫田螺) B. (S.) quadrata quadrata (Benson, 1842)とは外見上の違いはほとんどなく、中国からの外来種であるとも言われる。小型であるため日本では食用に適さないとされるが、中国では他のタニシ類とともに原名亜種もよく食用にされる。漢字書きは姫田螺

Wikipedia

土壌(どじょう)

観賞魚として非常に人気である。個体差はあるが、危険を察知した際や水温などの条件によって水底のに潜ることがあり、飼育下ではこの特徴が災いして水槽内の水草をことごとくほじくり返されることがある。体表面のぬめりが強く、水が汚れやすい[独自研究?]

まれにヒドジョウ(緋泥鰌)と呼ばれるオレンジ一色の白変種もあり、人工繁殖されたものなどが観賞魚として商業流通する。

Wikipedia
takosan

オススメはミナミヌマエビ。メダカとの相性は抜群で、飼育に手間もかからず越冬も可能です!

まとめ

上手なビオトープの作り方
  • 底床
  • 水草
  • 生体(メダカ)

生物濾過のサイクルが完成して育成水が出来上がりさえすれば、綺麗な水を維持するのは難しくありません!

最低限、上記3つを入れて必要に応じてエアレーションや掃除係の生体なども用意して水換えのいらない綺麗なビオトープを目指しましょう!

takosan

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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この記事を書いた人

takosanのアバター takosan このブログの管理人

10年以上前からメダカの育成を開始してどっぷりハマってしまい、今では数十種類のメダカに囲まれながら日々癒され生活しています。このブログでは初心者さんに役立つ情報を発信していきます。

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