『カルキ抜きはもう要りません』このキャッチフレーズ最高ですよね٩( ‘ω’ )و
今回は長年アクアリスト達に愛される浄水器の定番『マーフィード・スタンダード・クラシック』を実際に導入して使ってみて感じたメリットデメリット、購入に至るまでの経緯などを書いていきたいと思います。
きっかけはメダカの数が増え容器の数が段々増えていった事です。
水換えが大変・足し水が面倒臭い。容器が増えれば増えるほど増していくこの悩み。
以前から存在は知っていたマーフィードの浄水器ですが、僕は2つの理由で購入を悩んでいました。
- 価格面
- 屋外の使用にはむかない
- これから先もどんどんメダカの数が増えて使い続けることを考えれば決して高くないと思うようになった。
- 屋外で使用しているメダカ愛好家が意外と多いことを知った。
- 我慢できなくなった笑
メダカに限らずシュリンプ(ミナミヌマエビなど)は水質変化にとても敏感です。メダカと一緒に飼育している方も多いと思うのでそんな方にもオススメです!
市販のカルキ抜き剤は薬で塩素(カルキ)を中和させてメダカに優しい水にしますが、スタンダード・クラシックは塩素(カルキ)を吸着除去するだけではなく、水道水に含まれる鉄サビや5ミクロン以上の不純物を物理的に除去します。
- 水槽や容器が増えてきた
- 水換えを楽にしたい
- 元気がない・病気になるメダカが多い
- 足し水などの汲み置きから解放されたい
- シュリンプや熱帯魚も飼育している
- 水草を育てている
- 観葉植物・家庭菜園をしている
マーフィード・スタンダード・クラシック
スタンダード・ネオとの違い
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『スタンダード・クラシック』と『スタンダード・ネオ』何が違うの?
気になっている方が多いようので徹底的に調べてみました。
まず、この2つの浄水能力はまったく同じです。使用されているフィルターや見た目も同じですが、違いは2つ。
浄水器本体とホースの接続がワンタッチででき、収納時にも便利。
持ち運び時に便利。
違いはこの2つだけなのでご参考までに。スタンダード・ネオの方が少し値段が上がります。
届いたマーフィード
想像よりも大きくて想像よりも軽い箱が届きました❗️(大きかったのは箱だけで、本体はそれほど大きくないのでご安心を笑。緩衝材などのスペース確保のため箱が大きかった様です。)
箱を開けると本体は既に組み立てられていてホースを繋げばすぐに使える状態でした。
実際に使用するまでに難しい組み立て作業は何もなく、初めての方でも安心して使用できると思います。
付属品はこちら
- ワイヤバンド(3個)
- 10”フィルターレンチ
- 塩素テスター
- 取扱説明書
発売元は浄水器と同じ【Marfied(マーフィード)】。水中の残留塩素をチェックすることができるもので、1箱で約100回測定する事ができます。
価格は1500円以上するものなので、付属品として付いていたのはとても嬉しかったです。
フィルター
水道水に含まれる残留塩素や微粒子を吸着除去。pH上昇を抑え、塩素中和剤を使わずに換水ができる観賞魚にやさしいフィルターです。
【交換目安】
30〜50t毎。
残留塩素が検出された場合。
6ヶ月以上使用した場合。
目づまりして生産量が落ちた場合。
天然素材にこだわったフィルターで、鉄サビや5ミクロン以上の不純物を物理的に除去します。
【交換目安】
30〜50t毎。
フィルターの汚れが目立つ場合。
6ヶ月以上使用した場合。
目づまりして生産量が落ちた場合。
この2つのフィルターを通って出てきた水は魚はもちろん水草やシュリンプにも優しいキレイな水です。
フィルターは6ヶ月が交換目安とされていますが使用頻度や使用環境によっては一年以上使えたといった声も多く、新品のフィルターも半年から一年保つことを考えればコスパは最高に良いです❗️ちなみに僕のところでは2年以上問題なく使えています
別途用意するもの
耐圧ホース(内径15ミリ)
ホースの内径は必ず15ミリの物を選んでください❗️(ホースを挿しこむニップルが15ミリ用に設計されています)長さは設置場所に合わせて必要な長さを選びましょう。
ホースのジョイントやコネクター(無くてもOK)
使用する蛇口の形状や、お使いのシャワーホースに浄水器をつなげる場合などで必要になるものが変わります。
今回僕が使用したのはこの2つですが、設置する場所や状況で必要なものが変わるのでホームセンターの店員さんに相談しながら揃えるのが良いと思います。
マーフィードの浄水器を使用するために絶対に必要なものはホースだけです。
ホースを直接蛇口に挿してワイヤバンドで固定、シャワーホースは使わない!という方は内径15ミリの耐圧ホースだけ用意すれば大丈夫です。
あくまでコネクターやジョイントは浄水器を使いやすくするための物と考えてください。
みんなの口コミ
- 毎回のバケツリレーに嫌気がさしてきたので購入しました。 水換えが格段に楽になりました。
- 浄水器を使用してから生体の調子がよくなりました。
- とてもいい商品です 車の洗車にもいいみたいですね
- この商品もっと早くに買えばよかった。 重宝しております。 ありがとう御座いました。
- サイズに関しては調べての購入なので許容範囲でしたが、やはりデカイ。
- できれば凍結に強い素材のものがほしい。
設置
INとOUTの確認
まずはINとOUTを確認します。
これを間違えて逆にしてしまうと本来の浄水器の機能が発揮されません。気を付けてください!
ちなみにINとOUTの方向を変える事もできる様です。
フィルターとブラケット(金属板)を留めているネジ8箇所を外し、前後を反対にして留め直して下さい(2本のフィルター同士はブラケットを外しても繋がっています。)
コットンフィルター→カーボンフィルターの順で水が流れるように設置してご使用下さい。
フィルターケースに刻印されているIN、OUTの方向は必ず守って下さい。
逆の場合、浄水器本来の機能が発揮できませんのでご注意下さい。
株式会社マーフィード
IN(右側)
正面から見て右側と蛇口と繋ぎます。
『IN』と刻印されているので確認してください。
OUT(左側)
正面から見て左側とシャワーホース(出す方)を繋ぎます。
『OUT』と刻印されているので確認してください。
ホースを繋ぐ
IN側のホースニップルと蛇口を耐圧ホースで繋ぎワイヤバンドで固定します。
OUT側のホースニップルにも別のホースを差し込み、ワイヤバンドで固定したら準備完了です!
シャワーホースと接続する場合
浄水器はホースを繋ぎ終われば使用可能ですが、シャワーホースなどと繋げて使う場合はジョイントやコネクターを使用して脱着可能にしておくと便利です。
必要なものはシャワーホースの内径や蛇口の形状によって変わるのでホームセンターなどで確認してください。
屋外設置した様子
突然BOXに入ってしまっていてすいません笑
本来、屋内用に設計されている浄水器を屋外に置く場合は雨風が防げて日の当たらない場所に設置しなければなりません。
『直射日光の当たる場所や屋外には絶対に置かないで下さい』と説明書にあります
絶対に真似しないで下さい笑
・・・ちなみにですがマーフィードのスタンダード・クラシックは『NT -BOX13』にミラクルフィットします。(横に少し穴を開ける必要あり)
どうしても屋外で使用したいという方はこの方法で裸で屋外に置いておくよりは少しはマシになるはずです。
繰り返しになりますが屋内用設計の浄水器です。
メダカ愛好家の方々が屋外で浄水器を使用したい気持ちはすごくわかります。僕や他のメダカ愛好家の方々が屋外でマーフィードの浄水器を使用しているのも事実です。
屋外で使用する際は自己責任でお願いしますm(_ _)m
軒下&日の当たらない場所・NTbox・すだれの3ガードにより屋外で問題なく使えています。
- 直射日光にあてることでフィルター内に苔(コケ)が生える事がある
- 雨風にさらす事でプラスチックの劣化を早める可能性がある
- フィルターの交換時期が早まる可能性がある
冬場の保管方法
マーフィード取扱説明書に記載されている注意事項によると
あまり過剰に心配する必要はないと思いますが、一応2週間以上使わずに常温に放置するとカビ等の発生の原因になる様です。
2シーズン屋外使用しましたがフィルターや容器の劣化・カビもなく、カルキ抜きの性能も全く問題ありませんでした。
冬場は屋内へ
冬場はマーフィードの出番も減ります。屋外放置するのは凍結や劣化を早めるので屋内に避難させましょう。
付属品の『10”フィルターレンチ』を使い、本体からフィルターを取り外します。
水気を取ってから本体に戻し、家の中で保管しましょう。
本来ならフィルターをラップに包んで冷蔵庫に保管が正解の様です。
冷蔵庫の場所を取り手間も掛かるので僕はやっていません。
フィルターは消耗品ですし、本体を凍結から守れればOKだと思っています笑。
使用感
残留塩素をチェック
水道水
水道水に塩素テスターの薬(残留塩素が存在する場合、水が黄色に変色)を3滴垂らした直後の様子です。
薬を垂らした直後から黄色に変色し始めて最終的にこの色になりました。
浄水後の水
マーフィードの浄水器を通して出てきた水に先ほどと同じく3滴塩素テスターの薬を垂らしました。
しばらく様子を見ましたが無色透明のままでした。
ホースから出てくる水道水の塩素(カルキ)が抜けているのを初めて確認した時は感動しました( T_T)
水替えや足し水で活躍
水替えが劇的に楽になったのはもちろんとして、マーフィードの浄水器を使用していてもう一つ特に便利だったのが足し水です。
メダカを飼育している方はわかると思いますが、水槽の水は蒸発をして徐々に減っていきます。夏場は特に減りが早いですよね。そんな時に蛇口をひねりホースでそのまま足し水ができる。こんな便利なことはありませんでした♪
これまでは足し水用の水を汲み置きしておくか一度カルキ抜きでカルキを抜いてから足し水をしていましたが、その作業から解放されました❗️
地味に思われるかもしれませんが、これだけでも購入して良かったと思わせてくれる点でした。
実際に使ってみて感じたメリットとデメリット
メリット
- 水替えがかなり楽になった
- 足し水がいつでもすぐに出来る
- 導入してからメダカが生き生きしている。病気になるメダカも減った
- メダカの撮影や横見観察の時に綺麗な水をすぐに用意できる
- 稚魚(針子)・ヌマエビ・水草にも優しい
- ゾウリムシやミジンコの管理がしやすくなった
- 家庭菜園・観葉植物の水やりにも最適
デメリット
- 初期投資のコスト
- 屋外での使用が少し不安
- 1度使うと2度と手放せなくなる(便利すぎて)
まとめ
今回の『マーフィード・スタンダード・クラシック』間違いなくオススメです!
問題があるとすればやはり最初の初期投資。
ですが定期的に購入するカルキ抜き剤のことやマーフィードの圧倒的な性能を考えれば決して高い買い物ではないと思います。長年アクアリスト達に愛され、浄水器の定番としてみんなに使い続けられているのにも納得です!
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最後まで読んで頂きありがとうございました