こんにちは!今回のテーマはメダカの育成には欠かせないミジンコ。
ミジンコはメダカ飼育において良質な生き餌として使われていますが、この度ミジンコを実際に飼育・培養していくうちにミジンコが一番増える餌が判明しましたのでメダカの飼育方法と一緒にこの記事でお伝えしていこうと思います❗️
この記事でわかること
- ミジンコの飼育方法
- ミジンコが増える餌ランキング
- ミジンコの与え方
ミジンコの種類
ミジンコは細かく分けると何種類かいますが、今回はメダカの餌によく使われる
この2種類に絞ってお話しします。
タマミジンコ
- 体長1㎜〜1.5㎜ とても小さい。
- 全国の流れの穏やかな水域に生息(田んぼなど)
- 弱い。屋外での越冬は厳しい。
メリット
とても小さくて殻も柔らかいのでメダカが食べやすい。稚魚に与えても十分食べれる大きさなので成長が早まり強いメダカに育ちます。
デメリット
弱いので環境の悪化により突然全滅する恐れがあります。寒さにも弱いので屋外での越冬はメダカより難しいです。
オオミジンコ
- 体長3㎜〜5㎜ デカい。
- 日本では琵琶湖などで生息が確認されている。外来種
- 強い。屋外での越冬も可能。
メリット
タマミジンコに比べてとても環境に強いです。屋外での越冬も簡単で、突然全滅の恐れもほぼありません。
デメリット
メダカに与えるには少し大きくて食べずらいです。成魚でも食べずらそうにするので稚魚ではまず食べられません。
オススメはオオミジンコ。特に初めてミジンコを飼育する方は管理の簡単なオオミジンコをおすすめします❗️
デメリットに大き過ぎると書きましたが、オオミジンコの子供は当然タマミジンコより小さいです。稚魚の容器にオオミジンコ数匹入れておけばそのオオミジンコが産んだ子供だけを稚魚が食べるので自動餌あげ生物になります。笑
ミジンコ飼育方法
タマミジンコもオオミジンコも飼育方法は基本一緒です。
容器はできるだけ大きい方が良いです。水質が安定しやすいしミジンコの増え過ぎによる酸素不足も防げます。水はカルキを抜いたものを使って下さい。1日汲み置きした水でもOK❗️
エアレーションは無くても大丈夫ですがミジンコは酸素不足で死ぬこともあるので僕はエアレーションを入れています。水流を嫌うので弱めのエアレーションにしましょう❗️
置き場所は適度に日光が当たる場所。ミジンコの餌となるプランクトンや微生物ににも日光は必要なので、一日中日陰の場所は避けましょう。
増やす元となる最初のミジンコを用意した容器に入れます。最初の種ミジンコは少なくてもすぐに増えるので極端な話種ミジンコは1匹でもOKです。単為生殖なので1匹からでも増えます。
ミジンコはメダカ屋やネットショップで手に入れましょう。
メダカのように毎日餌を与える必要はありません。ほぼ放置
爆殖による酸素不足や餌不足が心配なので、増えてきたらこまめにメダカに与えて増え過ぎに注意しましょう。
ミジンコの管理はこれくらいです。
ミジンコは基本放置で大丈夫です❗️
ミジンコが増える餌ランキング
第一位 生クロレラ(グリーンウォーター)
間違いなくこれが一番増えます。生クロレラのグリーンウォーターが良いですが、メダカの育成水や天然のグリーンウォーターでも問題なく増えます。
与え方は最初に入れる。薄くなってきたら足す。コレだけでミジンコはどんどん増えます。
第二位 ゾウリムシ
わざわざ餌用にゾウリムシを購入する必要はありませんが、もともとゾウリムシを培養している方はゾウリムシもオススメです。
ゾウリムシを培養している育成水ごとたまに与えて下さい。3〜5日に一回。ゾウリムシの培養にエビオス錠を使用していると直良❗️エビオスもミジンコの餌になります。
第三位 イースト菌
ドライイーストでもミジンコは増えました。与え方は2〜3日に一回パラパラと。
簡単に手に入るし手軽で良いのですが増え方は1位・2位には劣ります。
その他ミジンコの餌
- PSB
- 鶏糞
- エビオス錠
鶏糞はミジンコの増え方で言うとランキング上位に入りますが、匂いやイメージの悪さで嫌いwなのでランク外になりました。平気な方はには良いかもしれません。❗️
⏬ミジンコ培養セットも販売されています。ミジンコとこのみじんこ畑だけで飼育・培養できる優れものです❗️
ミジンコの与え方
与え方も簡単です。増えたミジンコを間引く感覚で目の細かい網やスポイトを使ってメダカやメダカの稚魚に与えて下さい。
たとえメダカの容器に食べきれない程のミジンコを入れても粉餌のように水が汚れる事もありませんし、食べ残したとしてもお腹が空けばメダカが勝手に食べるので与える量も適当で大丈夫です❗️
成魚にはおやつ。稚魚には主食として活躍します♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。