『フルボディ』・『鉄仮面』
体外光の最高峰。体外光が口先まで伸びた個体です。
フルボディと鉄仮面は厳密には違うみたいですが、現在では分けて使っている人はあまり居ない印象です。
フルボディと鉄仮面の違いは?と聞かれても出所が違うとしかいえません・・・
体外光が背中一面口先まで伸びたメダカをフルボディや鉄仮面と呼びます。
今では多く見られるようになったフルボディや鉄仮面ですが、突然フルボディが生まれたわけではありません。
少し前まではフルボディや鉄仮面は中々お目にかかれない存在でしたね。
全国のメダカ愛好家の皆さんの絶え間ない努力により現在のフルボディが存在します。
今回はそんな体外光の伸ばし方について書いていこうと思います。
体外光って伸ばせるの?
伸ばせるよー(経験済み)♪
科学的根拠はないけど先人の知恵的な❗️もちろん自分の経験もあるけどね
ほんとに大丈夫かな・・
この記事の信憑性
- 数々のメダカ屋さん(メダカのプロ)から直接聞いた情報。
- 書籍やYouTubeからの情報。
- 僕自身の実際の経験から。
容器
体外光を伸ばすには容器選びからです。
体外光をより美しく観るだけなら黒やグレーの容器がオススメですが、体外光を伸ばすなら稚魚の時から透明や白の容器で飼育するのがオススメです❗️
- 発泡スチロール
- NV box(透明) などがオススメ
産まれたばかりの針子のうちから透明容器で飼育すると体外光の明らかな違いが出てきます❗️
水温
水温は高水温を維持して育ててあげましょう❗️
具体的には28℃〜30℃。
ただ、屋外飼育での水温維持はビニールハウスでもない限り難しいので参考程度に覚えておくと良いかもしれません。
日光
日光は全てのメダカにとって重要なものですが、体外光を伸ばすには日光をたくさん浴びさせると良いと言われています。
稚魚の頃から出来るだけ日光を浴びさせて飼育しましょう。
真夏の直射日光に注意❗️すぐに水温が上昇してメダカが死んでしまいます。特に体の弱い稚魚は注意が必要です。夏は日中日陰になる場所を選ぶか簾などで対策しましょう❗️
番外編 過密飼育
過密飼育で体外光が伸びると耳にしたことがあります。
この方法は何度か試して検証しましたがあまり効果を感じれなかったので番外編にさせて頂きました。
まとめ
最終的にフルボディ・鉄仮面を目指すなら大前提として種親選びが最も大切です。
親が体外光の少ないメダカではその子供が今回の記事に書いたことを全て実践して育てても完璧なフルボディになる確率は少ないです。この記事に書いたことを実践してもらえれば間違いなく体外光は伸びますが、あくまで体外光を伸びやすくする補助的なものとして考えてもらいたいです。
『良い親から子供を育て、また成長したメダカを選別して累代を重ねる』この積み重ねで現在存在するフルボディを凌駕する個体のメダカがこれから誕生していくと思います。(フルボディの上ってなんて名前になるんだろ….)
最後まで読んで頂きありがとうございました。